ソファベッドをおすすめしない理由。デメリット・メリットを徹底解説!

ソファベッドは、一人暮らしや部屋のスペースを有効活用したい方にマッチするアイテムです。しかし、一部ではソファベッドで寝るのはやめたほうがいい、おすすめしない、体に悪いなどという説もあります。

用途や目的によってはソファベッドがベストなライフスタイルの方もいる一方で、なぜこのようなおすすめしない意見があるのでしょうか。

この記事では、ソファベッドを寝具にする場合のメリットとデメリット、ソファベッドの選び方をまとめています。

ソファベッドを購入して後悔した人の口コミも併せて調べたのでぜひ参考にしてくださいね。

目次

ソファベッドはおすすめしない!後悔した人の口コミまとめ

はじめに、ソファベッドを購入して後悔した人の口コミのまとめを紹介していきます。具体的にどんな体験だったのか一緒に見ていきましょう。

ソファベッドを購入する際は、ほとんどの人がソファとベッドのマルチな使い方ができることに着目して購入しますが、実際はベッドとして使用することはできるがベッドではないため、ぐっすり眠ることは難しいという意見が多いです。

また、クッションがベッドよりも柔らかいために腰や首などを痛める人も少なくありません。加えて、ベッドモードにしたままで使用することが増えて、ソファモードにして使うことが減るといった人もいます。

実際に使ってみると購入時には思いもよらないケースがあり、このようなことから、基本的にはソファベッドはおすすめしない、おすすめできないという意見につながっているといえます。

ソファベッドのデメリット。おすすめしない、やめたほうがいい理由

ソファベッドに対しさまざまな意見や考えがあり、購入を検討している方は戸惑う事も出てきますね。

そこで、ここではソファベッドのデメリットを紹介し、なぜやめたほうがいいのか理由を探っていきます。

睡眠の質が下がる(寝不足や寝心地が悪いなど)

ソファベッドは、ベッドのような硬さがなくソファとして座り心地を得られるようベッドよりも柔らかいクッションなのが一般的です。

そのため、ソファベッドで寝る場合は睡眠の質が下がることや、寝心地が悪いと感じる方もいます。総合的に横になることはできても熟睡する環境ではないといえます。

腰や首などに負担がかかり、痛めやすい

ソファベッドのクッションの柔らかさが体に負担となり、腰や首を痛めやすいこともデメリットです。

腰や首への負担は個人差がありますが、枕を使って就寝したとしても、ベッドで寝るときより体への負担が大きくなります。

耐久性が低く(クッションがへたりやすい)、座り心地が悪い

ソファベッドをベッドモードにして使用し続ける場合、クッションがへたりやすいためソファベッドとしての寿命が短くなります。

寝ているときに体重がかかる部分に負担が大きく凹みやい傾向があり、ソファモードにしたときに座り心地が悪いと感じることも出てくるでしょう。

ソファベッドは座り心地と寝心地の両方を実現することは難しいことです。そのため、ベッドモードでの使用時間が長いほどクッションがへたりやすいと感じるでしょう。

リクライニングの故障の原因になりやすい

ソファベッドは背もたれ部分がリクライニングして平たくなるタイプがあります。頻繁にリクライニングを繰り返す場合はもちろん、左右いずれかの片方だけに手を添えてリクライニングさせていると故障することがあります。

リクライニングする際の部品は背もたれ部分の付け根の両端に付いています。本来なら背もたれ部分の真ん中に手を添えて、左右の部品への負担を均等にするのが望ましいですが、左右いずれか片方だけに手を添えてリクライニングさせていると、部品への負荷が偏ってしまうからです。

また、寝ている間の体重が負荷となることも考えると、どうしてもリクライニング部分は故障しやすいデメリットといえるでしょう。

ソファベッドはスペースをとりがち

ソファベッドはリクライニングするタイプでも、展開するタイプでも、ソファモードのときよりもスペースが必要です。

あまり部屋が広くない場合や、ベッドモードにする分のスペースを確保できない場合は困ってしまうでしょう。

スペースを確保できたとしてもギリギリで歩く隙きもないようでは、寝るだけとはいえかなり窮屈な印象になります。

通気性が悪いため、湿気が溜まりやすくカビが発生しやすい

ソファベッドはベッドのように通気性はよくありません。そもそも通気性にこだわった作りではないことや、寝ることに重きを置いたものではないので、どうしても湿気が溜まりやすいです。

湿気が溜まるとカビの繁殖のおそれがあり衛生面では注意が必要です。特に、毎日ソファベッドで寝る場合は、使用しない日中はなるべく風通しの良い状態にしておくなどケアが必要でしょう。

掛布団の収納スペースが必要になる

ソファベッドで寝る際は掛ふとんや毛布など上にかける寝具が必要です。起きたあとこれらの寝具を収納してソファとして使用する場合、寝具の収納スペースも必要になります。

ソファベッドでベッドの問題は軽減できるとしても、寝具の用意や収納場所はどうしても外せない問題です。

利便性ばかりに目が行きますが、ほかの寝具や収納場所のことを考えるとすべてが解決したわけではないことがわかります。

ソファベッドはソファとベッドの二役を担うアイテムでも、使い方によっては想像以上にデメリットがあります。

ですが、デメリットばかりではなくメリットもあり、次ではソファベッドのメリットについて解説していきます。

ソファベッドはメリットもあります!

ソファベットの一台二役という魅力に惹かれて購入を検討している方も多いと思いますが、ここでは、ソファベットのメリットについて見ていきます。

ソファとベッド、両方(寝る、座る)の機能を使える

なんといってもソファとベッドの両方の機能を使えることは、ソファベッドの最大の魅力です。

寝ることと座ることの二役を担えるのは、一人暮らしや効率的な生活をしたい方にもってこいの条件です。

ソファとベッドが1つになるため、スペースの有効活用になる

ソファベッドは実質的に、部屋のスペースを有効活用することに繋がります。単体でソファとベッドを用意することに比べ、ベッドモードにしたときのスペースを確保できれば良いからです。

部屋が狭い場合やベッドや布団を敷くスペースを省きたいという場合にも良いでしょう。

ソファとベッドが1つになるため、コストが安く済む

ソファとベッドを単体で別々に購入する場合に比べ、ソファベッドのタイプにもよりますが、全体的にコストとしては安く済ませることができます。

ベッドを購入する場合、台とマットレス+寝具となり、安くても数万円以上の予算はほしいところです。

加えてソファを別で購入するなら、安くてもトータルで10万円以上は見ておいたほうが良いでしょう。

その点、ソファベッドなら10万円まで用意しなくても購入できます。コストをできるだけ抑えたい場合にもおすすめです。

ベッドに見えないため、生活感がなくなる

ソファベッドは、ソファモードにしているとベッドには見えません。れっきとしたソファに見えることや、整理整頓されているようにみえることから、きちんとした生活をしているように見せることができます。

来客時にはソファorベッドとして使える

来客の際は、ソファベッドをソファモードにしていればソファとしておもてなしができますし、来客が泊まるときはベッドとして臨時的に提供することができます。

急な来客でも臨機応変に対応できるので、この点もメリットと言えるでしょう。

ソファベッドはデメリットが目立つものの、このように多くのメリットがあります。実際に毎日ソファベッドを活用している人もいて、使い方次第なところもあるでしょう。

次は、ソファベッドで毎日寝る・寝たいと考えている人向けのソファベッドの選び方を紹介します。毎日寝ることを想定している方は、細かいところまでチェックしてみてください。

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毎日寝る人向けのソファベッドの選び方

ソファベッドで毎日寝ることを想定している場合のソファベッドの選び方を紹介していきます。

寝ることへの配慮や寝具の収納なども含めて、ぜひ目を通してみてください。

耐久性を重視する(汚れにくさ、構造など)

ソファベッドで寝ることを重視する場合、機能性や耐久性は重視したいところです。座面や背もたれに使われているクッション素材は、特に注目してチェックしましょう。

構造はポケットコイルかウレタンか

例えば、ソファベッドのクッション素材はコイルなのかウレタンが使用されることがほとんどですが、コイルはポケットコイルがおすすめです。

ポケットコイルは耐圧分散性が高く、体を支えることに長けています。ただ重量がありやや価格が高いことがネックです。ですが寝ることを重視した場合、体への負担を軽減できるので、この点は必ず検討すると良いでしょう。

ウレタンは重要が軽くて安価なことがメリットです。安いソファベッドが欲しい方にはぴったりですが、耐久性が低くへたりやすいデメリットがあります。

どちらかというと毎日寝ることには向きませんが、ベッドを購入するまでの代用品などのようにある程度の一定期間を想定しているなら利用することはできます。

生地は布製かフェイクレザーか

また、ソファベッドの表面に使用する生地もチェックしておきたい項目です。布製なのかフェイクレザーなのかによっては汚れにくさや通気性も違ってくるでしょう。

布製の場合、綿やポリエステルを使用することが多く、通気性や吸水性に優れています。ですが、汚れが付きやすいためその点は注意が必要です。

洗濯可能なカバー仕様なら問題ありませんが、取り外しできないタイプだとファブリーズなどの布の衛生を保つアイテムを使うようになるでしょう。

フェイクレザーは、汚れに強く水拭きができます。そのためちょっとした汚れは問題ありませんが、吸水性や通気性は悪いので寝ることを重視するならおすすめできません。

フェイクレザーの上にシーツや敷パットを敷いて寝るようになるでしょう。

リクライニング機能を重視する

ソファベッドの中でも、リクライニングするタイプの場合は、何段階のリクライニング機能があるか、平らな状態にしたときに背もたれ部分と座面の隙間や段差がないかチェックしてください。

寝ることを重視する場合、背もたれ部分と座面の接触部分はちょうどベッドの真ん中にあたります。自分がその接触部分で眠れるか、違和感がないか確認することをおすすめします。

収納付きの有無

ソファベッドは下部に収納がついているタイプもあります。収納の大きさによっては掛け布団などの寝具を収納できる場合もあるので、こちらも必ず確認しておきましょう。

寝具をソファベッドの下部に収納したい場合は、大きめの収納がついているほうが冬場も安心です。

寝心地重視のソファベッドおすすめ3選!

ソファベッドで毎日ねることを想定している場合におすすめのソファベッドを調べてみました。機能性やデザイン性も含めてピックアップしたので、ソファベッドを購入する際の参考にしてくださいね。

ソファベッド コンフォルト

コンフォルトは、シンプルな作りのリクライニング仕様のソファベッドです。フラットなベッドモードにしたときに背もたれ部分と座面の隙間がなく、縦192センチ、横104センチの広々したベッドとして使えることが特徴です。

表面生地はアーティフィシャルレザーと布地から選択可能、それぞれに3~5種類のカラーを用意しています。

便利な収納付きスツールが付帯するので、ちょっとした寝具や衣類、雑貨を収納するにも良いでしょう。

公式サイト:ソファベッド コンフォルト

3way ローソファーベッド

3wayローソファーベッドは、14段階のリクライニング機能が付いた高さのある背もたれと、座面展開でゆったりしたカウチスタイルになること、背もたれをフラットにするとセミダブルワイドサイズのベッドとして使えることが特徴です。

座り心地は柔らかめ、生地は布素材を中心にPVBも用意。ロータイプソファベッドなので、寝る際はシーツや敷パットを使用すると良いでしょう。

価格帯が1万円台からとお手頃なのもおすすめポイントです。

公式サイト:3way ローソファーベッド

山善 ソファベッド SFB3-S

山善ソファベッド SFB3-Sは、本体が3つに分かれる折りたたみ式のソファベッドです。

どちらかというとベッドとしての機能性を重視しており、ベッドモードのときの背もたれば14段階リクライニング、中材はウレタンフォーム、生地はポリエステルを使用しています。

収納はありませんが折りたたみ式のベッドをソファとしても使いたい、という方におすすめのソファベッドです。

公式サイト:山善 ソファベッド SFB3-S

まとめ

今回は、ソファベッドはおすすめできない理由について紹介しました。一台二役の魅力があるソファベッドは、一人暮らしや効率的なくらしを求める方にはピッタリなアイテムです。

ですが、ソファベッドの選び方によっては体への負担になることもあり、一部ではおすすめしない人もいます。

ソファベッドを選ぶ際は、何を重視するのかを明確にして、その用途に合うアイテムを選ぶようにしましょう。

価格帯や使用する素材にも着目すると、自分に合うソファベッドが見つかります。

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