一人暮らしをする上で準備する家具や家電は人それぞれ異なりますが、中にはソファが欲しいという方もいることでしょう。
一人暮らしでも、二人掛け程度のソファやソファベッドがあれば、プライベートが充実することや、友人知人が遊びに来たときにも程度よくもてなすことができます。
しかし、ソファが欲しいという人がいる一方で、一人暮らしにソファはいらない、ソファを置くのはやめとけ、といった意見もあり、考え方によって大きく意見がわかれています。
この記事では、一人暮らしにソファがいる・いらない論争について実際の意見を紹介するとともに、一人暮らしにソファがあるメリットとデメリットを紹介しています。
今、一人暮らしをしている方はもちろん、これから一人暮らしをはじめる方も、ソファを用意するかどうか判断する際の参考にしてくださいね。
一人暮らしの部屋にソファはやめとけ!いらない・いる論争まとめ
一人暮らしの場合、そもそも部屋が狭い(ワンルームが多い)こともあり、「ソファはいらない」「ソファはやめとけ、置かないほうがいい」という声が多かったです。
いらない派の声
いる派の声
まとめると…一人暮らしのソファはやめとけ!が正解
一人暮らしをしている人のうち、約77%の人が家にソファを置いていない結果となり、部屋が狭くなることや誰も座らないなど、ソファはやめとけ、いらないという意見が多くありました。
一人暮らしでもソファはいると考えている方の意見も含め、総合的に見ると一人暮らしにソファは必要なく、今後買おうと思っている方はやめておいた方が良いといえます。
実際に、部屋にソファを置いてみないとわからない部分もありますが、次では一人暮らしにソファがあるデメリットやメリットを紹介するので、今後の参考にしてみてください。
一人暮らしにソファはいらない!ソファがあるデメリット
はじめに一人暮らしにソファがあるデメリットから見ていきましょう。
部屋が狭くなる
一人暮らしをしている方の中には、学生や社会人などさまざまな立場の方がいると思いますが、全体に広い部屋に住むことが少ない傾向にあります。
ベッドや布団を敷く就寝スペースと食事を摂るスペースを確保すると、ほとんどソファを置くスペースがないか、置いたとしても歩くのがやっとという狭さを感じることが多いです。
狭い部屋はときに息苦しく感じたり、ごちゃごちゃして見えたりするので、ソファは置かない方が無難といえます。
お金がかかる
ソファを置くには購入しなければなりません。安いソファでも10,000円程度は見ておかなければならないので、その分のお金がかかることもデメリットでしょう。
だらしなくなる、床が散らかりやすい
ソファを置くとついついソファの上で過ごすことが増えて、床が散らかっていてもあまり目に入らなくなります。
部屋全体がだらしない状態になりやすいため、衛生面や整理整頓の観点から見ても良くない影響があるでしょう。
お手入れが大変
ソファは買って部屋に置けば良いものではなく、定期的にお手入れが必要です。ソファ全体の清掃をはじめ、クッションがへたった場合は交換や修理が必要になるなど、意外と手間がかかります。
引越しや模様替え、処分の負担がかかる
引越しの際、ソファは大型の家具に分類されるので、引っ越し先に持っていく場合も処分する場合も一定の費用がかかります。
また、模様替えをするときに、新しいテーマに合わないソファだった場合、処分するとなればこちらも費用がかかり、一般的な引っ越しや模様替えの費用に比べて高くなる傾向があるでしょう。
自分以外座る人がいない
一人暮らしの場合、自分以外にソファに座る人がいないというのもデメリットです。友人知人や恋人が遊びに来るならまだいいですが、普段から誰も来ない場合は少し寂しく感じることもあります。
一人暮らしにソファがあるメリット
一人暮らしにソファがあることはデメリットばかりではなく、メリットもあります。ここではソファがあるメリットにスポットを当てて見ていきます。
部屋の見栄えがいい、おしゃれ
一人暮らし=狭くて最小限の家具・家電というイメージの方もいると思いますが、そこにソファがあると見栄えがよくおしゃれに見えます。
コンパクトなソファでもおしゃれなインテリアになることはメリットといえるところです。
床に座らない生活になる、部屋全体がスッキリする
ソファを置くと床に座ることが減り、テーブルの周辺に座布団などを置かなくなるので、部屋全体がスッキリして見えます。
整った部屋、整理整頓された部屋といった印象になることもあります。
リラックスしやすい部屋になる
ソファはリラックスして過ごせる場所として最適で、程よいクッションが効いたソファの上ではうたた寝をしてしまうほど気持ち良いものです。
一人暮らしでもこうしたリラックスできる場があると、生活にもメリハリが出て良い影響を与えます。
一人暮らしのソファ代わりになるアイテム3選!
一人暮らしにソファを用意するか迷っている方は、ソファの代わりになるアイテムもチェックしてみてください。
利便性や購入する際の費用の面も考慮して見ていきましょう。
ソファベッド
ソファベッドは、ソファとベッドの両方の使い方ができることが特徴で、コンパクトなソファに比べると大きめサイズになります。
購入する際はやや高めですが、部屋に寝具を収納する場がない・狭い場合には、インテリア兼ベッドとして使える便利アイテムです。
座椅子
座椅子は安価なものなら2,000円前後から購入できることがメリットで、背もたれのリクライニングが比較的幅広いことが特徴です。
ただ、床に置いて使うことや、ソファよりも安っぽく見えること、処分する際は粗大ごみになる可能性があります。
収納のしやすさや床に座らないことを意識している場合にはおすすめです。
ビーズクッション
ビーズクッションは細かいビーズがたっぷり入ったクッションで、大型サイズだとソファ同様の存在感があります。
一般的な綿のクッションに比べて高いですが、形を自由自在に変えられることや、置き場所を自由に変えられる点では自由度の高いインテリアです。
ただ、床に置いて使用するため大きさによっては邪魔になることや、収納に困ることがあるでしょう。
まとめ:一人暮らしのソファの必要性に悩んだら…
一人暮らしのソファについて用意するか悩んでいる方は、いきなりソファを買うのではなく実際にソファのある暮らしをしている人の話を聞いたり、部屋を見せてもらったりすることをおすすめします。
ソファベッドや座椅子、ビーズクッションも同様に、実際のメリットとデメリットをリアルに聞いてソファとそのほかのアイテムの必要性を検討すると良いでしょう。
また、一人暮らしにソファの必要性に悩むときは、まずは家具家電レンタルサービスで試すのもありです。
一定期間使ってみて自分で判断してみるのもおすすめです。