消費者住宅フォーラムの略称はSJF です      

● 住宅省エネ4: 夏に快適な住まい

(403) 日射の遮蔽 窓・出入り口で日除けのチエ
日除けの効用は、夏の暑い直射日光が部屋に侵入することを防ぎ、その熱による室温の上昇を抑えることです。断熱・気密化が進んでいる最近の住宅では、太陽熱が室内に入るとそのままこもってしまいます。それを防ぐためには、遮熱を実施する必要があります。開口部(窓部)は、壁と比べて断熱性能が大変劣ります。窓の最大の弱点は「熱の出入りが激しいということです大きな開口部には、断熱性能の高いサッシ・ガラスを選択するとともに、大きな開口部は、夏季には強い日射の入り口にもなるので、これを防ぐために遮熱性能の高いガラスの採用や、窓の外にすだれ、よしず等の工夫が必要です。
最近の調査によると、「冬、逃げ出す熱の48%、夏、侵入してくる熱の71%は、窓からのものである」との研究結果が出ています。 窓の遮熱には、ガラスだけでなくサッシ部分も大きなウエイトを持っていますので(図4)、断熱性能の高いサッシを併せて検討する必要があります。一般的な一戸建て住宅の場合、窓ガラスをlow-E複層ガラスに替えると冷暖房費が年間6万円以上も節約できる(板ガラス協会試算)といわれています(図5)


図1 日射遮へい対策の比較
  図2 日射侵入率の比較 太陽日射熱の窓ガラスから室内に侵入する程度
     図4 窓のガラスとサッシの種類による断熱効果
        図5 冷暖房費用削減額

出典:図1、2、3、5 (財)省エネルギーセンター「smart+comfoatNET」より
   図4 (財)省エネルギーセンター「かしこい建て方ガイド」より
元資料 図1、2、3、4「(社)日本建材産業協会」 図5「機能ガラス普及推進協議会」