消費者住宅フォーラムの略称はSJF です      

● 住宅省エネ3: 風通しの良い住まい

(301) 住まいの風通しを良くする間取りのチエ
夏季に自然の風を取り入れて、涼しく省エネな生活は素敵です。計画の段階で近接の建物の条件や、地域の風向き・強さなどの条件を調べて風を取り込む建物計画を進めましょう。近年玄関やリビングのスペースを、2階まで吹き抜け空間にする例が多いようです。吹き抜けのメリットは、天井の圧迫感がなく開放感が味わえることで、狭い室内を広く感じさせる効果もあります。室内の仕切りがなく風通しの面からも有効です。また、部屋の一部に熱がこもらないので夏は涼しいという利点があります。気候のよい時期には、1階部分から取り入れた風を室内に循環させて、最後に2階の天井に近い部分から屋外に排出させるという空気の流れができるように、窓や換気扇を配置します。
これらの利点を活かすには、吹き抜けの窓や換気扇の位置・大きさを工夫する必要があります。吹き抜けは天井が高く空間が大きいので、冬期には室内の暖かい空気が外に逃げやすくなり寒く感じます。対策として、室内の熱を外に逃がさないことと、室内の温度のムラをなくし、住人が寒さを感じないようにする工夫が必要です。外気に接している屋根・壁・床等をきちんと連続して断熱施工することが必要です(断熱・気密工事)。
図1 空気の流れを作る高い空間(夏) 図3 家全体の風の流れえ


図2 空気の流れ(冬) 図4 換気ガラリー、アンダーカット

出典:図1.2 (財)省エネルギーセンター「かしこい建て方ガイド」より
    図3.4 (財)省エネルギーセンター「smart+comfoatNET」より