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● 住宅省エネ2: 明るく日当りの良い住まい

(201) 明るく日当りの良い住まいづくりのチエ
日本は南北に長く中央部分に山脈があり、地域によっての気候の幅も大きいものがあります。日当たりについては、冬季における太陽のエネルギーは重要な熱源ですが、夏季の太陽エネルギーは出来るだけその影響を排除したいという、矛盾する状態をうまく調整しなければなりません。この工夫が省エネのポイントです。
窓は高い位置に設置すると、部屋の奥まで自然光を取り入れやすくなります。また、換気や通風にも有効ですが地域によって日射の様子が異なります。緯度は結構南側に有り、東京はポルトガルのリスボンより南側にあります。
図2.は、東京地区での南向き軒先からの、太陽光線入射角度の季節的変化を示した図ですが、開口部の1/7程度の軒が出ていると比較的採光と遮光の両方がうまくいくといわれています。図3.は、東京での冬季ガラス窓の方位別取得日射量ですが、南向き窓は、西、東窓の2〜3倍有りますので南向き窓は採光が大変よいわけです。図4.は、採光上の窓の位置を示したものですが、高い位置に設置すると部屋の奥まで自然光を取り入れやすくなります。また、窓の数は採光や通風を考慮して、1居室に2箇所の窓が取れると理想的です。図5は、トップライトの写真ですが、建物周囲が建てこんでいた場合や、地下の場合は採光への対策を行なわなければなりませんので、開閉可能なトップライトを設置するといった工夫が有効です。


図1 欧州と日本の緯度の関係図


図2 太陽入射角度 図3 冬季のガラス窓の
  方位別取得日射量
図4 採光上の窓の位置 図5 トップライト

出典:図1 (財)省エネルギーセンター「かしこい住まい方ガイドU」より
    図2、3、4 (財)省エネルギーセンター「smart+comfoatNET」より
    図5 (財)省エネルギーセンター 「かしこい建て方ガイド」より